【建築の開拓】 :  建築を、創造し、共有し、拡張する。
開拓という言葉には、未知の世界に踏み込んで、切り拓き、自分や家族、さらには世の中を豊かに変えていくというイメージがあります。それを建築の分野で実践したいというのが、このコンセプトです。
また、このコンセプトを満たすため、次の3つを方針として掲げます。
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『創造』
文字通り、建築を作り出す事です。キクチケンは、かつてハンス・ホラインが唱えた「すべては建築である」とする宣言に与しない事としました。建築は、建築そのものとして、敢えて古くからの領分を守り、建築的思考の活用によってではなく、建築そのものを追求することによって、創作活動に取り組みます。
『共有』
創造の過程で得た技術・建築は、積極的に共有していきます。これは、建築とクライアントの未来に積極的に貢献していきたいという意思を行動に移すための方針です。また、建築と言えば、引き渡しをもって完了、つまり「届ける」というイメージもあるかと思いますが、この用語は意図的に避けました。引き渡しをもって完了は、請負契約に基づく発想であると、キクチケンは考えます。キクチケンの仕事上の契約は、すべて、準委託契約とさせていただいております。これは、建築設計・監理を、建築物を納品する仕事と捉えず、クライアントの顧問として、技術と時間を提供し、共同でコトを進めていく仕事を捉えているからです。
『拡張』
未知の分野に積極的に乗り出し、建築や活動の領域を広げていきたい、という想いを込めた言葉です。創造の中で領分を守る旨を記述しましたが、拡張は、それと両輪をなす発想と位置付けています。建築の進化は、建築そのものの可能性を信じ、建築そのものの領分を拡張することでしか成し得ない、それが、キクチケンが辿り着いた結論です。
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『創造』→『共有』→『拡張』を経て、キクチケンの建築は、また次の『創造』に向かいます。螺旋状の循環を繰り返す中で【建築の開拓】を目指す。それがキクチケンのスタンスです。
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