OOHK

Office of Hajime Kikuchi

 

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bar-Rへの店舗改修案 _【チェアーボックス】

所在地 : 兵庫県西宮市

主用途 : 飲食店
規模等 : 躯体木造 33.5㎡

設計期間 : 2009年12月 ~ 2010年3月

設計

意匠 : 菊池甫(OOHK) 意匠協力 : 山本展久(山本展久アトリエ荒川企画室)

 

 

 

下町情緒あふれる商店街の中にある、小規模ながら、団体客・仕事帰りの個人客・クライアントの友人等多様な客層で構成されたbarの改修計画。

クライアントは、これら複数の客層が持つニーズに答えるため、既存のカウンター重視のスタイルから多様な店舗展開が可能となるシステムを提案することを私達に依頼した。

また既存店舗には、座面600mm程度のカウンター用のいすが15脚ほど残されており、現状の設備を活かしつつ新たなニーズを満たす提案が求められた。

 

そこで私達は、それら椅子がすっかり納まるボックス型のテーブル15台で構成された空間を提案した。

テーブルは互い違いに、間隔はちょうどテーブルとテーブルの間に客が一人納まる程度のスケールで配置されている。

また全体の構成は、通りから直接確認する事が可能で、まちに印象的で活気ある景色を提供する。

立食スタイル・3~4人ほどのグループでの食事・一人で過ごす時間・パーティーなど・・・

様々な状況に応え、客同士はもちろん、マスターと客の間での様々なコミュニケーションを支援するような建築を目指した。

 

通うほどに気に入った場所や座り方を発見し、愛着を増す店舗。客とマスターが一体となって雰囲気を作りあげていくような場。

空白ではなく、あえて【チェアーボックス】という装置を用いる事で、限られた面積の中に主体的な多様性を生み出す。

提案が、まちに対するクライアントの想いを象徴する空間になればと考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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