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Office of Hajime Kikuchi






 

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文京区の住宅 _【SSUT住宅】

【SSUT住宅】は、株式会社サトコウ(施工)・株式会社LDK.ink(プロデュース)と共同で進めたプロジェクトです。
敷地は、東京都文京区にあります。中程度のビル群に囲まれながら、前面道路の幅員の狭い都市のポケットスペース。 しかも地盤が弱く、ある程度以上の規模の住宅を建設するには強い基礎を作らなければならない土地。 現場での作業量を軽減するという意味で「SSUT」が用いられました。
「SSUT」とは、工場生産された鉄製のボックスを積層・連結する事で大規模建築を構築する工法の事を指します。 これは、サトコウが独自開発した技術であり、ローコスト・短工期で建築を構築できる工法として、注目を集めていました。
8つのボックスで構築されたこの建築は、独自の断面やヴォリュームを形づくります。 ユニットに穴をあけ、設備を与え特徴を与えていきます。 駐車場の合間に隠れ家のような場所を作ったり、二つを繋いで広い和室を作ったり、穴を空けて上下の階を繋いだり・・・ 狭小地や厳しい法規の制限を押しのけるように、家族が活き活きと過ごせるスペースを構築する事が出来ました。
【SSUT住宅】の最大の魅力は、価値の多様化への対応にあると私達は考えました。 狭小住宅やローコストハウス、生活スタイルの多様化、インフラの問題で物資の供給が困難な地方や山間部、そして被災地・・・、 従来の一品生産や、ハウスメーカーによるプレハブ建築だけでは対処の困難が事例が日増しに増えているように思えます。 そんな中、「SSUT」の取り組みは、不確定な環境の中で、住まう人の未来を支える一つのきっかけになったのではないかと私達は考えます。