菊池甫一級建築士事務所

Office of Hajime Kikuchi

 

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Sさんへの住改修案_ 【居場所をつなぐ客間づくり】


所在地 : 東京都葛飾区

主用途 : 個人住宅リノベーション
規模等 : 躯体木造 17.6㎡

設計期間 : 2015年12月 ~ 2016年5月

設計

意匠 : 菊池甫(菊池甫一級建築士事務所) 企画協力 : 山本展久(山本展久アトリエ荒川企画室)

 



 

【居場所をつなぐ客間づくり】は、個人住宅の一室の改修計画。

 

クライアントは自宅の一室に、客と交流し、簡単な調理も行えるようなスペースを作りたいと考えていた。

また、隣接する庭には『サンルーム』が備え付けられていたが、まったく利用されておらず、併せて活用方法を検討したいとの事だった。

 

そこで私たちは、両者を一体的に捉え、『サンルーム』とそこに続く一部屋『あつまり場』の改修計画として提案を行った。

『あつまり場』には機能的でコンパクトなキッチンと、バーのスタンドテーブルような作業台、『サンルーム』にはキッチンと対になるような大きなベンチを計画。

部屋同士の関係や周辺環境との関係を適切に調整し、部屋をより広く、快適な場所として感じることが出来るよう家具の造形を検討した。

さらに『サンルーム』から『にわ』への動線も整理し、活動が周辺環境にまで拡張できるような空間とした。

 

『あつまり場』から『サンルーム』そして『にわ』につながる動線を意識し、散歩道をつくるように人々との居場所を広げていくことで、

自宅の中に、第二の生活空間とアクティビティ、客との時間を楽しめるような新たなライフスタイルが生まれるのではないかと考えた。

 


 


 


 

金属仕上について。 プライマー下地 アルミニウム0.6mm ウレタン塗装仕上

 


 

アルミニウムは周囲の環境をぼんやりと映し出す。

単純に木材で制作した場合に比べ、高い防水性と耐久性を確保することが出来る。

既製品に頼らず工場と直接交渉する事で、提案に適した品質をより安価に、しかも一品生産で作り上げる事が可能となる。

周囲の光を柔らかく受け止め、空間を広く・個性的に、新しい風景を生み出すきっかけに・・・、金属仕上には、大きな可能性が秘められている。

 

 

 

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